【インストラクター紹介 第4弾】新城北斗インストラクター

こちら「ザ・プレミアムバックステージ広報室」です。

私どもの強みである一流のインストラクター陣をご紹介する企画をお届けしていますが、第4回目は新城(あらしろ)北斗インストラクター(29)です。

 

『「チリトリ」が私のゴルフの原点』という新城インストラクター

新城さん

ゴルフとの出会い

1995年、沖縄県の離島・伊江島(いえじま)で生まれた新城さん。伊江島といえば、美ら海水族館でおなじみの本部(もとぶ)町から連絡船で約25分という立地ですが、ゴルフとの出会いは小学2年生。当時、島にショートコースが完成し、その記念イベントに宮里聖志さん、優作さん、藍さんといったいわゆる「宮里三兄弟」が父・優さんと参加し、そのプレーを自身の父親と間近で見たときに父から「ゴルフをやってみないか」と勧められ始めたと言います。

小学校時代の部活は野球部に所属し全国大会にも進みましたが、「監督から勝っても、その内容を求められるようになった」ことに子どもながら反発し、小6の時にスポーツはゴルフ一本に絞ったようです。

一方で面白いエピソードを披露してくれた新城さん。「実は、私のゴルフの原点はチリトリなんですよ」。なんのことか尋ねてみると、小2でゴルフと出会う以前に、5歳の時にチリトリをゴルフのホールに見立て、祖父のグラウンドゴルフのクラブとボールでチリトリめがけてボール遊びをしていたと言います。「これが子どもながら面白くて、これこそが私のゴルフの原点ではないかと思っています」と言います。

中学校時代も地元の中学でゴルフ部に所属し、主に個人戦で試合に出ていました。卒業後は、島内に高校がなかったため、沖縄本島の名護高校に進学。自宅からは通えないので「離島出身者が入れる寮があり、親元離れてそこで過ごしました」と寮生活の3年間を送ったと言います。ゴルフ自体は個人で九州大会などに出場し、「高3の時に初めて70台がでた」と当時の実力を話します。沖縄県大会で「78」をだし、九州大会に出場を果たすと、初日にホールインワンの快挙をやってのけるも、全国大会には一歩届かなかったと悔しい思い出も。

大学は福岡県の日本経済大学に進学。18465㌔の長身を生かして、大学2年時に九州学生5位の実績を引っ提げて日本学生ゴルフ選手権(茨城県・大利根CC)にも出場しましたが、結果は予選最下位に沈み、実力の差を痛感したと言います。その時の2位は同じ沖縄県出身で当時東北福祉大学2年の比嘉一貴さん。現ツアープロで、2022年シーズンに年間4勝を挙げ賞金王に輝いた日本を代表する選手です。その比嘉プロについては「同い年でしたが、小学生時代からうますぎて自分とはかけ離れていましたね」と苦笑します。

プロゴルファーを目指して

大学卒業後はプロゴルファーを目指して、2017年に千葉県のゴルフ場に研修生として入社。3年間在籍したといいます。「入社時にはそのゴルフ場が2020年に日本オープンの開催が決まっていたのですが、ここから3年間で自分の立ち位置がどのあたりまでいくのか試してみたかった」と言うように、入社2年目でプロテストに挑戦。最終予選まで進むもあえなく不通過。3年目も受験しましたが、今度は最終予選まで進めず、入社当初の「自分の立ち位置」が現実のものとなってきます。

インストラクターになったきっかけ

現在の職業であるティーチングプロを目指すようになったのもこのころ。「お世話になっていたお客様を教えていたのですが、その方がどんどん上手になっていくのを見ているうちに、教えて上手くなっていく姿が楽しくなってきたのです」と振り返ります。ツアープロより、ティーチングプロに着目したのも「自分にスポットが当たるのが苦手で」という新城さんの控えめな性格がそうさせたのかもしれません。めでたく日本プロゴルフ協会(PGA)のティーチングプロB級に合格したのが一昨年の2022年。「色々なお客様と出会うことで自身のティーチングのスキルが上がります」と向上心旺盛な一面を見せてくれました。

得意はショートゲーム。その理由に「伊江島でゴルフ場と言えば、ショートコースしかなく、そこで培ったアプローチ技術が今でも活きていると思います。もし私に習う方がいらしたら、ぜひショートゲームの極意を伝授したいですね」とアピールしてくれました。

実際にどのようなイメージなのかを聞くと「構えた状態でボールを置いてテークバックしないでボールを乗せる感覚ですね」(写真)。確かに男子ツアープロでもパーオン率1位の選手で約75%。60位の選手で66%程度。(JGTO部門別データより)下位の選手になれば18ホール中6ホールはグリーンを外す計算となると、一般的にプロよりショットの精度が劣るアマチュアはアプローチショットがスコアメイクのカギであると言えるでしょう。

 

「ショートゲームの極意を伝授します」と練習方法を披露する新城インストラクター

新城さんウエッジ写真

最後に

新城さんはザ・プレミアムバックステージのインストラクターの中でも積極的にラウンドレッスンを実施しています。自身はプレーをしませんが最大3人のお客様を相手に丁寧なレッスンを行っていますので、ぜひ新城さんのラウンドレッスンを受けて、ショートゲームの極意を教わってみてはいかがでしょうか。

ティーチングプロという職業については、「とにかく教えるのが大好きで、天職だと思っています。そして、そのレッスンを受けた方が上手くなっていくのを見るのがさらに大好きですね」と一緒になってゴルフの悩みを解決してくれることでしょう。

このように、新城さんが所属するザ・プレミアムバックステージではゴルフ初心者の方も、自分のゴルフをもう一度見直してみたい方も、飛ばしたい方も、クラブフィッティングを受けたい方も、ショートゲームを上達したい方も、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。そしてゴルフの話をたくさんしましょう。

 

年齢、記録などは取材当時のものです。  

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